こんにちは。菜のはな整骨院院長の上野です。
交通事故でのむち打ち。
整形外科では外傷性頚部症候群と診断されることが多いです。外力によって発症する頭部・頚部・肩甲骨周辺の痛みや障害。また、頭痛や耳鳴り、めまい、眼精疲労などの不定愁訴(バレリュ―症候群)などを総称した症候群。
追突事故などにより急激な外力が身体に加わり、頭部や頚部が前後に過剰に動かされた時に発症します。脊髄や上位の頸椎椎間関節にストレスがかかってしまうのです。
軽度の外力だと筋防御により制御できるが、強い外力だと頭部や頸部の衝撃を抑えることができないため筋損傷を起こす。特に、胸鎖乳突筋や肩甲挙筋、頭半棘筋などが損傷されやすい。
頭部や頸部、肩甲骨周辺の痛みが続くのは筋肉が損傷され、頚や肩甲骨の機能が低下し、痛みに対する閾値が低下し痛覚過敏となりやすい。
筋肉の損傷ですので画像所見では分かりにくいため評価や検査が重要になります。
45日以上痛みが続いたケースだと慢性化になりやすく、7割近く頭痛を合併することが多い。慢性化すると頸部の深部にある筋肉が変性を起こし内圧が上がり大後頭神経や血管を圧迫して頭痛を発症します。
特に頭半棘筋は損傷されやすく回復しにくい特徴があり、同筋を早期回復を目的とした適切な治療が予後を大きく影響します。
適切な治療を行いましょう。
治療法は次回。
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